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2011年2月

2011/02/22

ヒアアフター(Hereafter)

エンディング、私ならこう解釈します!
(ネタバレありです)

 約9ヶ月ぶりに記事を書きました。この間、記事を書く元気がなかったのと、書きたくなる欲求に駆られる作品(良い意味でも悪い意味でも)に出会わなかった、というのが、記事休眠の理由です。復活のきっかけは、クリント・イーストウッド監督の新作であるこの作品!

337959view005  クリント・イーストウッド監督は一筋縄ではいきません。賛否両論のあるエンディングを用意して、こう言っているんですね。「俺はこう考える。さあ、あんたは、あんたならどうする」と観客に問いを投げつけるんです。そこが、彼の映画を楽しめるツボなんですね。

 今回もやってくれました。
 ただ、今回は本来ならネタ明かしすべき所を、監督は隠しました。あえて、隠した、と私は見ました。映画を観た人だけに語りますので、見ていない人は絶対に読まないでください。

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337959view001 ジョージがマリーに送った手紙には、何が書かれていたか。あえて隠したんでしょう。さて、なんと書かれていたか、あなたならどう考えるか、というわけです。
 私は、こう考えました。

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 マリーさん

 あなたの著書を読みました。津波にのまれ、臨死体験をされたとのこと。その際に見た光景が、死後の世界(the hereafter)ではないか、という思いが離れられないのですね。

 実は、私は死後の世界が見える霊能力を偶然に持ってしまいました。「持ってしまった」というのが正しい言い方です。一時は霊能者として多くの方の依頼で、死者と交信したのですが、それは依頼者にとっては希望の叶うことでしょうが、私にとってはcurse(呪い)以外の何者でもありません。辛いのです。そのために、片頭痛は止まらず、不眠に悩まされます。
 その私が見た死後の世界は、あなたが体験したものと同じなのです。あなたの考える死後の世界は、私の見たものと全く一致します。
  そして、もう一つお話したいこと。それは、あなたもその臨死体験の中で、ずっと心に残っていることがあるのではないか、ということです。それは、助けられ なかった女の子のこと。私は手を握ることで、その人の忘れられない死者のことが見えます。ブック・フェアであなたにサインをしていただいた際、あなたの手 に触れました。その時、女の子が見えたのです。手にぬいぐるみを持った、アジア系の女の子が。その子への、なにがしかの思いが今のあなたの行動に影響を与 えているんではないかと。
337959view010  
 さらに、私ごとになりますが、私の見る死後の世界を体験(かいま見た)あなたは、ひょっとすると、私の悩みの解決のお手伝いがしてもらえるのではないかと思うのです。同じ悩みというわけではありませんが、私の気持ちを理解していただけるのは、あなたしかいない、と。

 お会いして、お話がしたいと思っております。

                  ジョージ
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 そ して、彼はマリーに会いました。そして、彼女を見た瞬間に、死後の世界ではなく、未来が見える、ひらめく、という感覚が湧きました。過去ではなく、未来に 向けて生きる力が沸くのです。最初は手を握ることで、また見たくない死後の世界を感じることを恐れた彼ですが、手袋を脱ぎ、未来を感じるのです。
 マリーにとっても、臨死体験以降、自分を理解してくれる人に出会えないまま、悶々とした思いで暮らしてきた所に、自分の考えを理解してくれる人に出会え、喜ぶのです。

 というのが私の答え。いかがでしょうか。

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