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2009/05/10

ラスベガスをぶっつぶせ(21:Twenty-one)

つまり、確率の問題なんですよ、ギャンブルって。

Twentyone  個人的には全くギャンブルに興味のない私です。ギャンブルは確率の問題なんですよね。その確率で行けば、必ず胴元が儲かる仕組みになっているんですよね。だから私は好きではないんです。そんな人間がこの映画に興味を持つとは、到底考えられないんですが、聞く所によると、ブラックジャックにおいて、カードカウンティングを使った確実に儲かる方法の話、とのこと。どうやって、ギャンブル、中でもカジノと言う場でどうやって勝つのか、そこにだけ注目して見ました。DVDにて観賞。

 まず、そのカードカウンティング。台詞の聞き取りや字幕読み取りにはそれなりに自信のある私ですが、正直言って1回見ただけではその方法はよくつかめなかったんです。説明の箇所はDVDで止めて、もう1回見ました。映画館ではそんなことできないので、映画館で見たら消化不良気味になったでしょうね。
Twentyone1  要は、カードの枚数は52枚と決まっている(実際のカジノは52枚×4セットぐらいで行われているそうですね)ので、大きい数字(10になる絵札、とエース)が出たら−1、6〜9中の数字なら0、小さい数字なら+1として、カードが見えると瞬時に数えていく、とうこと。プラスが大きくなれば、そろそろ大きな数字が出る確率が高くなり、同時にdealer(親)が21を越える確率が高くなり(親は3枚目を引かなければならないから)、勝つ確率が高まる、ということなんですね。逆にマイナスが増えれば、次は小さなカードが出る確率が高くなり、dealerのチャンスになるわけです。
 このことが理解できないと、この映画の面白さは半減します。だって、なんで勝てるってわかるの?と疑問符だらけで、ストーリーを楽しむなんて出来ませんよね。ブラックジャックに精通していない人には分かりにくい映画でしょう。中東を描いた映画で、国家間の対立関係がわからないまま観賞するのと同じ、です。そこを、サクッと簡潔に、わかりやすく説明できるかどうか、が万人受けするかどうかの分かれ目かな。そう言う点では、ちょっとマイナスポイント、ブラックジャックではじめに絵札がたくさん出ちゃった感じ、ですね。

Twentyone2 その、カードカウンティングが理解できたら、ストーリーはスリリングで、エンタテーメント性高いです。ケビン・スペーシー演じる怪しげな教授の素性も、エキサイティングでミステリアスだし、主人公ベン(ジム・スタージェス)の頭脳明晰さもサマになっているし、ロボット作り仲間のオタクっぽさも理系学生によくある雰囲気だし、面白い設定です。
 ただ惜しむらくは、ベンのカード仲間がそれほどセンス豊か、頭脳明晰っぽく見えない、ちょっと粗削りすぎるきらいがあった様な気がします。演技が悪い、キャスティングが悪い、といのではなく、人物設定に無理があるようなきがします。もっと、マニアックな、ちょっと神経過敏気味のメンバーであってもよいのかな、と。あまりに明るすぎる、ような、、、、。
Twentyone3  エンディングのどんでん返しは(ネタバレしないように書きますが)、後味は悪くないですが、ちょっとひねり過ぎのような気もします。カジノの番人役ローレンス・フィッツバーンがいい味出していたので、彼の謎めいた動きをもう数ショット入れることで、エンディングへの布石にすれば、強引さは薄れたのになあ、と感じました。

 カードカウンティングだけでも、事前に理解して見れば、多少の強引さも、帳じり合わせも楽しめるのかもしれません。

 やっぱり、ギャンブルは確率の問題です。ギャンブルは、いったん儲かったらさらにエスカレートする、失敗したら次に大きい手で逆転しようとする、ものですね。人の心を狂わすもの、なんでしょう。確率的にも、統計的にもそうなるんでしょうね。そのことがよーくわかった映画でした。

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