バック・トゥ・ザ・フーチャー(Back To The Future)
チャック・ベリーがマーティの演奏を聴く?

映画Back to the Futureは、私のお気に入りの映画の一つです。多くの人が見た映画だと思うので、もうあえて映画の内容については特に深入りしませんが、その中で使われた音楽が映画のストーリーにちょっと絡んでいる所について書きます。
まず、この映画のテーマソングは、ヒューイ・ルイス&ザ・ニューズの"Power Of Love"。主人公がダンスパーティのコンテストで演奏する曲もこれ。その時、審査員の先生役でヒューイ・ルイス本人が登場します。主人公マーティ役のマイケル・J・フォックスが演奏を始めてすぐに、「音が大きすぎる」と不合格を宣告するのがヒューイ自身。思わず吹き出してしまいます。

それともう1点、マーティが1955年の過去に戻って、ダンスパーティで即興演奏する音楽が、チャック・ベリーの"Johnny B. Goode"。1955年にはまだ発表されていない曲です。これを聞いたミュージシャンの1人が電話をしている場面があります。そして「ヘイ、チャック。従兄弟のマービンだ。お前新しい音楽を探していたろ、これを聞いてみろよ」てな感じで字幕に流れます。が、英語を良く聞くと、「従兄弟のベリーだ」の部分は"Your cousin, Marvin Berry"と言っています。つまり、マービン・ベリーは従兄弟のチャック・ベリーに電話している、という訳です。音楽好きに、ムフフ、と笑わせるネタを仕込んであったのです。公開時に映画館で見た時は確か「従兄弟のマービン・ベリーだ」だったと思うのですが、ビデオ・DVDともに持っていますが、どちらも「ベリー」の部分は入っていません。これでは多くの人にこのアイデアを気付いてもらえないじゃないかなあ。
チャック・ベリーがマーティの演奏を聴いて、アイデアを膨らました、なんて面白い発想でしょうか。もっとも、そんなことなくたって、実際にチャックはJohnny B.Goodeを書いたんですけどね。


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